皆様こんにちは。
現場に到着すると、澄んだ空気の中で基礎コンクリートが静かに佇み、
これから建ち上がる建物の姿を想像させてくれました。

その基礎の上で、大工さんたちが一本一本の土台を確認しながら丁寧に据えている姿が目に飛び込んできました。
桐生市で進んでいる30世帯ナーシングホームの建設工事。
今日は、建物のスタートラインとも言える土台敷作業が始まる特別な日です。
土台の位置を墨に合わせ、レベルを確かめ、金物の締め具合を入念にチェックする職人さん。
軽やかに動きながらも、その一つひとつの動作には経験に裏付けされた確かな技術が宿っています。
何もない土地だった場所に、少しずつ“暮らしの器”が形になっていく瞬間は、何度見ても心が震えます。
このナーシングホームには、これから多くの高齢者の方々が入居し、
“安心して生活できる場所”として日々を過ごしていくことになります。
高齢者の方々にとって、安心して過ごせる部屋があるということは、
家族にとっても大きな安心につながります。
そして、看護・介護スタッフが働きやすい動線計画や安全性の確保など、建築には表に見えない工夫が数多く盛り込まれています。
大工さんの手元を見ると、一本の木材を据えるたびに、
「ここで暮らす人が毎日安心して歩けるように」
「ここで働くスタッフさんがストレスなく動けるように」
そんな思いが込められているようにも感じます。

土台敷が進み、現場全体に木の香りが広がっていくと、
次第に建物の輪郭が頭の中に浮かび、上棟が近いことを肌で感じます。
建物が立ち上がる瞬間は、いつになっても特別で、
関わる全ての人の想いが“形”となって現れる最初の日でもあります。
工事はまだ始まったばかりですが、
これから屋根がかかり、壁ができ、部屋が生まれ、建物としての表情が整っていきます。
完成した時、この場所で過ごす方々の笑顔や、
家族と面会に来た時の安心した表情を思い浮かべながら、
今日も現場では丁寧な作業が続いています。
ナーシングホームが完成し、地域の皆さまに愛される場所となるよう、
これからも一つひとつの工程を大切に積み重ねていきます。
引き続き、工事の様子や現場の裏側、建物に込めた想いをブログでお伝えしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
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担当:穴原
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