家づくり

注文住宅で後悔した失敗事例14選!玄関・リビングなどの場所ごとに解説

投稿日:2023年12月1日

この記事では、注文住宅を建てた人が後悔してしまった失敗事例14選を解説します。

注文住宅は人生の中でも特に大きな出費であり、失敗したくない人と誰もが考えることと思います。マイホームづくりで失敗しないためには、これまで注文住宅を建てた人の失敗事例を知ることが重要です。 この記事では、注文住宅の失敗事例を玄関・リビングなどの場所ごとに解説するので、注文住宅で失敗して後悔したくない人はぜひ最後までお読みください。

【この記事でわかること】

注文住宅で後悔した失敗事例1.「玄関」

注文住宅で後悔する事例の1つに玄関に関する問題が挙げられます。玄関は外出するたびに利用し、来客時の”家の顔”となる重要な場所です。

  • 玄関自体が狭かった
  • 収納の数が少なかった

ここでは、玄関での上記2つの失敗事例を紹介します。

玄関自体が狭かった

失敗の1つは、玄関自体の広さが足りないことです。

玄関が狭いと、家族や来客が同時に出入りする際に不便さを感じがちです。さらに、大きな荷物を持って出入りすることも困難となります。特に、ベビーカーや自転車などを持ち込む際に不便を感じるでしょう。

例えば、5人家族の家庭では4畳程度の広さの玄関にするのが目安です。

収納の数が少なかった

玄関に置きたい物が収納し切れない失敗もあります。大家族の家庭や来客が多い家庭では、特に大きな問題です。

また、十分な収納スペースがないと玄関周りが散らかりやすく、家全体の印象にも影響します。玄関は家の第一印象を決める場所です。

1人あたり10足が収納できるシューズクロークやコートクローク、外遊びの道具の収納を設置すると、玄関が片付いて見えます。

注文住宅で後悔した失敗事例2.「リビング」

リビングは家族で一緒に過ごす時間が長い部屋です。リビングでの失敗はマイホームの満足度に大きく影響します。

  • 窓が大きすぎた
  • 吹き抜けにしたことで室内が寒かった
  • テーブルに対して照明位置がズレていた

以上2つの失敗事例を順番に見ていきましょう。

窓が大きすぎた

リビングでよくある失敗の1つは、窓が大きすぎる失敗です。

大きな窓は光を大量に取り込み、明るく開放的なリビングを実現できます。しかし、窓が大きすぎると以下のような問題が生じるおそれがあります。

  • プライバシーが十分に守られない
  • 冷暖房のエネルギー効率が良くない
  • 家具の配置が難しい

特に、住宅密集地では大きな窓から視線を感じる場合があります。外からの視線が気になる場合、カーテンやブラインドの使用が必要です。

また、大きな窓を設置すると、夏は日射で室内が過熱されて暑くなり、冬は熱が損失して室内が寒くなります。冷暖房の効率が低下し、光熱費が高くなるでしょう。

さらに、窓の前には家具を配置しにくいだけではなく、窓に近い家具は日光による色褪せや熱の影響を受けやすくなります。日光が差し込む南側と西側に窓を設置しなければ、日差しは避けられます。

吹き抜けにしたことで室内が寒かった

吹き抜けを設けたことで、室内が寒く感じやすくなるという失敗をする人は少なくありません。

吹き抜けを設置すると暖かい空気が天井付近に昇りやすいため、冬場には吹き抜けを設置した室内の温度が均一になりにくいでしょう。特に、床面近くが寒く感じられることがあります。

また、大きな空間を温めるために必要な暖房器具の電気代が高額になることも後悔の原因となります​。

吹き抜けを採用する場合は、断熱材を入れたりシーリングファンを設置したりすることで、寒さを軽減できるでしょう。

テーブルに対して照明位置がズレていた

リビングの照明計画は、室内の使い勝手に大きく影響します。

テーブルの位置と照明がズレていると照明の効果を十分に得られず、読書や食事などの活動がしにくくなる場合があります。

また、照明の配置が適切でない場合は目の疲れを引き起こすことがあります。特に、作業や読書をする際には適切な光量と配置が必要です。

照明位置を考える際は、リビングにおけるテーブルの配置のイメージを持つことが重要です。

注文住宅で後悔した失敗事例3.「お風呂」

毎日利用するお風呂に関してよくある失敗事例を紹介します。

  • テレビを設置したが必要なかった
  • 脱衣所と洗面所を分ければよかった
  • 窓の位置に合わせて洗面台・鏡が低くなった

上記3点を順番に見ていきましょう。

テレビを設置したが必要なかった

注文住宅の打合せ時にはお風呂に入りながらテレビを見たいと考えて設置したのに、実際には必要なかったといった失敗もあります。

お風呂でテレビを見る機会が予想より少ない場合、設置にかかる費用が無駄になるおそれがあります。また、高湿度のお風呂場では、テレビの故障やメンテナンスが頻繁に必要となるリスクが高い傾向にあります。

お風呂にテレビを設置する前に、お風呂でテレビを視聴する機会がどれだけあるか、実生活と照らし合わせて検討しましょう。

脱衣所と洗面所を分ければよかった

脱衣所と洗面所を一緒にしてしまい、使いにくいと感じる失敗があります。脱衣所と洗面所が分かれていないと、スペースを狭く感じて使い勝手が悪くなるでしょう。

また、複数人が同時に使用する場合、脱衣所に入っている人がいるため洗面所に入れないなど、プライバシーの確保が困難です。

物理的に空間を分けることが難しい場合は、カーテンやパーティションを使ってプライバシーを確保する方法を検討しましょう。

窓の位置に合わせて洗面台・鏡が低くなった

窓の位置に合わせて洗面台や鏡を低い位置にすると、特に背の高い人にとっては日常の使用が不便になります。

窓の位置に合わせて配置された洗面台や鏡は、全体のバランスを損なって、見た目が悪くなるおそれがあります。

洗面台や鏡を調整可能なモデルに交換すると、使用時の快適さを向上させられるでしょう。

リフォームが可能な場合は、窓の位置を変更して洗面台や鏡の配置を最適化することも1つの手段です。

注文住宅で後悔した失敗事例4.「キッチン」

料理をする人はキッチンを1日に数時間使うため、使いやすさを重視する必要があります。注文住宅におけるキッチン設計での失敗事例は以下の2点です。

  • キッチンの高さと身長が合っていなかった
  • 収納の奥行きが想定より深かった

順番に解説していきます。

キッチンの高さと身長が合っていなかった

キッチンの高さと料理をする人の身長が大きくズレていたという失敗は少なくありません。

キッチンで作業するための高さが住む人の身長に合っていない場合、料理や洗い物をしにくく、腰痛などの身体の負担が大きくなるリスクがあります。

使いやすいキッチンの高さは、”身長÷2+5cm”の高さにするとよいとされています。最も頻繁に使用する人の身長から、適切な高さのキッチンを選びましょう。

収納の奥行きが想定より深かった

キッチンの収納の奥行きが想定より深く、奥に置いた物が取りにくくなるという失敗事例もあります。

キッチンの収納棚やパントリーの奥行きが深すぎると、奥にある物が取り出しにくく使い勝手が悪くなります。また、物が奥に隠れてしまい、見落としてしまうことがあります。

パントリーの棚の奥行きは30〜45cmが適しています。棚板の高さを変えられるタイプにすると、大きな家電も収納しやすくなるでしょう。

また、間口の広い収納を採用すると、小さめの調理器具や小物を出し入れしやすくなり、利便性が向上します。

注文住宅で後悔した失敗事例5.「屋外」

趣味の時間に利用する庭や駐車場、家の外観において、以下2点の失敗事例があります。

  • 駐車場・駐輪場が思ったより狭かった
  • 周辺環境と合わない外観デザインにしてしまった

順番に解説します。

駐車場・駐輪場が思ったより狭かった

自動車や自転車の駐車スペースが想定より狭くなり、日常の利便性に支障をきたしてしまった失敗です。車の出し入れが困難になるだけでなく、外観にも影響を及ぼすおそれがあります。

また、将来的に車の台数が増えた場合に対応できないことも問題です。

対策として、事前に家族の自動車や自転車の数を考慮して、十分な駐車スペースを設計することが重要です。また、将来的なライフスタイルの変化を想定して、駐車スペースを広げる余地を残しておくことも検討するとよいでしょう。

周辺環境と合わない外観デザインにしてしまった

外観デザインが周辺環境と合わないという失敗事例もあります。住宅が周囲の景観と調和していないと、雰囲気を損なったり物件の価値が下がったりするおそれがあります。

注文住宅を建てる前に周辺環境を十分に観察し、地域の特色や他の住宅との調和を考慮して外観デザインを決定するのがよいでしょう。地域の風土や文化を反映したデザインを取り入れることも有効です。

注文住宅で後悔した失敗事例6.「費用」

予算に関する失敗事例も把握しておくことが重要です。

  • 予算オーバーしてしまった
  • メンテナンス費用を考慮していなかった

上記2つの失敗事例を順番に見ていきましょう。

予算オーバーしてしまった

当初想定していた予算をオーバーしてしまうのはよくある失敗事例の1つです。不正確な見積もりや追加工事・オプションの発生が予算オーバーの原因であるケースが多くあります。

建築前に詳細な見積もりを確認し、どのような費用がかかるのかを正確に把握することが重要です。

また、予算を決めたらそれを超えないように厳格に管理することが大切です。追加工事やオプションは予算内で収まる範囲で選択する必要があります。

メンテナンス費用を考慮していなかった

メンテナンス費用を考慮せずに資金計画を立ててしまい、生活が苦しくなる失敗もあります。

定期的なメンテナンスを怠ると、家の寿命が短くなったり大規模な修繕が必要になったりするリスクがあります。メンテナンス費用を考慮していない場合、将来的に大きな出費が必要になり、家計に負担がかかることがあります。

家を建てた後の定期的なメンテナンス計画を立て、それに必要な費用を予算に組み込むことが大切です。

また、初期費用だけでなく、長期的なコストも含めて家を計画することもポイントです。耐久性の高い素材や省エネ設計などを選ぶことで、長期的なコストを抑えられるでしょう。

注文住宅で後悔しないためのポイント3選

ここでは、注文住宅で後悔しないためのポイントを3つ紹介します。

  • 妥協しすぎない
  • 信頼できるビルダーに依頼する
  • 将来のライフスタイルを考慮した間取りを意識する

順番に見ていきましょう。

妥協しすぎない

注文住宅は数十年にわたって暮らすことになるため、安易に妥協しないことが重要です。

予算内で最善の選択をすることは重要です。しかし、予算を優先しすぎると必要な設備まで削ってしまい、後悔する原因となります。

自分や家族のライフスタイルに合った家づくりとなるので、最も重要なニーズや優先順位を明確にしましょう。予算を考慮しつつ、必要な機能や設計には妥協せずに取り組むことが大切です。

信頼できるビルダーに依頼する

注文住宅で失敗しないためには、信頼できる住宅会社選びも重要です。

長年の経験と多くの実績を持つビルダーは、失敗事例についても熟知しています。打合せの際にもしっかりとアドバイスしてくれるため、施主の希望を反映させながらも失敗しにくいマイホームづくりができます。

モデルハウスを見学したり、主催する相談会に参加したりして、信頼できるビルダーを選ぶことが重要です。

将来のライフスタイルを考慮した間取りを意識する

注文住宅の間取りは、将来のライフスタイルを考慮して検討しましょう。

出産や子どもの成長・独立、自身の定年退職など、複数のタイミングでライフスタイルは大きく変化します。部屋の用途を変更できる柔軟性や、将来的にリフォームしやすい拡張性を持たせることが重要です。

注文住宅の失敗事例を参考に後悔しない家づくりを

注文住宅における後悔を避けるためには、まず失敗事例をよく知ることが重要です。

各項目での失敗事例を参考にしながら、信頼できるビルダーとマイホームづくりを進めることで、希望通りで失敗しにくい注文住宅になるでしょう。 自分の希望条件に合った家づくりをするために、予算やデザイン面での妥協を避けることも大切です。将来のライフスタイルの変化を考慮した間取りの計画を立てることで、長期的に快適な住空間を確保できます。計画段階から慎重に検討して、理想のマイホームを実現させましょう。

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